太陽光発電投資と不動産投資を費用で比較
太陽光発電投資と不動産投資は長期の安定した投資商材ということで知られております。この2つの投資は類似した点も多く、結局どちらがどのように良いのかということが分かりづらい面もございます。そこで今回は、太陽光発電投資と不動産投資で費用の面で比較をし、利点と欠点をみていこうと思います。
初期費用の回収期間で比較
不動産投資では初期費用の回収は一般的に20年以上と言われております。
例えば初期費用2000万円で利回り4.5%の場合は、年間の家賃収入が90万円になるので回収までに22年以上かかってしまいます。
対して、太陽光投資は初期費用までの期間が8年~12年ほどと言われております。
例えば初期費用が200万円で利回り10%の場合、年間売電収入がおおよそ200万ほどになりますので、10年で初期費用の回収ができる計算になります。
ランニングコストで比較
不動産投資は管理を委託した場合は維持管理費が毎月の家賃収入に対して5%ほどかかります。サブリース契約では、家賃収入の10%~20%程度支払う必要がございます。その他にも、修繕費や固定資産税、所得税などの費用も発生いたします。年間120万円の家賃収入であれば維持管理費は12~24万円が目安と言われております。
対して、太陽光発電投資では、維持管理費として、パワコンにかかる電気代やパワコンの故障や寿命による交換費用、点検費用がかかります。また、固定資産税や所得税などの税金の支払いも必要になります。50kW未満の太陽光発電の場合は年額25万円程度であると言われております。
売却や廃棄にかかる費用
不動産を売却する場合は、仲介手数料として売価価格の3~5%の費用が発生いたします。その他にも抵当権抹消費用や住所変更費用、印紙代が必要になってまいります。廃棄については非常に難しく、所有権の放棄には裁判所への申し立てが必要になります。この場合も費用が発生してしまうので注意しましょう。
太陽光発電投資は、太陽光発電システムを中古で売却もしくは廃棄をすることが可能です。売却の場合は買い手が見つかれば売却することが可能です。売却を視野に入れながら運用する事業者も増えております。
不動産投資と太陽光投資はどちらが有利?
結論から申し上げると、なるべく早めに初期費用を回収したい場合は太陽光投資が有利であると考えられます。太陽光投資は利回りも高く、しっかりメンテナンス等も行い効率よく発電ができれば初期費用の回収を早めに行うことが可能です。ですが、太陽光投資はFIT期間後については現状どうなるか未確定な部分が多いので、場合によっては不動産投資がいいと感じることもあるかと思います。ですので、どちらか検討されている場合は、しっかりメリットやデメリットを踏まえて判断をするようにしましょう。
