オンライン代理制御について
2012年よりスタートしたFIT(固定価格買取制度)により、太陽光発電等の再生可能エネルギー発電所が爆発的に増えました。電力の供給量が需要を上回るケースが出てくるようになったことから、「出力制御」をされるようになりました。
細かい部分につきましてはこちらの記事でご紹介しておりますので、ご参照ください。
記事:出力制御とは??
そんな出力制御の仕組みが大きく動くのではと言われております。
それが「オンライン代理制御」です。
今回はそんなオンライン代理制御についてご紹介いたします。
オンライン事業者とオフライン事業者
九州電力管内の太陽光発電で、2015年の1月25日以前に連系承諾を受けた場合、旧ルールが適用されておりました。その旧ルールには「オンライン」と「オフライン」がございます。
旧ルールのオンライン
FIT開始当初は、出力制御対応機器が整ってなかったので、電力会社からの事前の連絡を受けて、発電事業者側で現地操作(=オフライン)で停止したり復帰させたりして制御を行っています。
旧ルールのオフライン
スケジュールをインターネット経由で受信して、自動的に遠隔制御できる機器に交換する発電設備を「オンライン」の区分にしております。
このように出力制御は、オンライン事業者とオフライン事業者に分かれております。
オンライン代理制御とは
オンライン代理制御は経済的出力制御とも呼ばれています。オフライン事業者が行うべき出力制御を、オンライン事業者が代理で実施をし、代理制御の対価を受け取るというものになります。オンライン事業者、オフライン事業者それぞれの影響について見ていきましょう。
オンライン事業者への影響
オフライン事業者の代わりに制御した時間帯に発電していたであろう「みなし発電量」に、FIT買取価格を乗じた金額が、代理制御の対価として支払われます。
オフライン事業者への影響
オンライン事業者に代わりに制御をしてもらうことから、本来出力制御されるはずであった時間帯の発電量について、買取義務者から対価が支払われないこととなります。
まだ、上記につきましては2022年4月16日時点では実施はされておりませんが、オンライン代理制御が実施された場合、出力制御に対する捉え方が大きく変わってきますので、今後の情報はチェックしておいた方がいいでしょう。
