地域活用要件とは?
2022年8月1日
2020年度のFITから「地域活用要件」が登場しております。
今回はこの「地域活用要件」とは何か?ご紹介させていただきます。
○地域活用要件が入った背景とは?
ここ数年で地震による大規模な停電などのニュースが目立つようになりました。ですので、停電時にも利用できたり、災害からの復旧に役立てられる電源のニーズが高くなってきております。
○地域活用要件とは?
地域活用要件とは、小規模事業用の太陽光発電を対象にした要件になります。地域活用要件は、2020年度に定められたFIT制度の認定に関する新規要件になります。2020年4月から新規でFIT認定を受ける小規模事業用太陽光発電など、地域活用要件を満たした状態で申請をしなければ売電することはできない可能性があるという内容になります。
具体的に見ていきましょう。
出力10kW以上50kW未満は原則全量買取はできない
出力10kW以上50kW未満の小規模事業用太陽光発電(低圧太陽光発電)は、地域活用要件を満たした上で新規でFIT認定を受けても原則全量買取できません。
ですが、発電した電気のうち自家消費分の比率を一定程度維持しておく必要がございます。
自家消費率30%以上を維持
出力10kW以上50kW未満の小規模事業用太陽光発電で新規認定を受けるには、自家消費率30%を維持しておく必要がございます。具体的には太陽光発電で発電した電気のうち30%を売電せずに、各種機器へ電力供給および消費し続けるのが自家消費要件の概要になります。万が一この自家消費率が30%を下回ってしまうと、FIT認定を取り消される場合があるので注意が必要です。
このように、一定要件を満たさないと低圧の売電事業を行うことができません。ですので、今後太陽光発電事業をおこなっていく際は以上のような要件を満たしたスキームで行う必要がございますので、注意しておくようにしましょう。
