遠隔監視装置の監視方法をご紹介

太陽光発電事業をおこなっていく上で遠隔監視装置の設置は発電状況を把握しておく上で重要な位置を担っております。

そんな遠隔監視装置の監視方法は2通りございますので、ご紹介いたします。

○遠隔監視装置の監視方法について

・CTセンサーによる計測で監視する方法

「CTセンサー」で監視をする方法ではパワコンから電力系統へ送電するための電線に取り付け、電流値や発電量を計測します。

メリット

この方法のメリットは以下の3つであると言われております。

  • 価格が安い
  • 機器の設置が簡単である
  • センサーが対応できる容量の範囲内であればパワコンのメーカーを選ばない

デメリット

デメリットは以下の3つです。

  • 取得できる情報が少ない
  • 1台のセンサーで複数台のパワコンを監視する場合は1台ごとのエラーを確認できない
  • 異常時に原因の特定が困難になる場合もある

○パワコンとの通信で監視する方法

通信機能がついているパワコンと「RS-485」などの方式で通信し、さまざまな情報を得るという方法になります。

メリット

  • ストリングごとの発電量など多くの情報が得られる
  • 万が一、発電が停止してしまった際は原因の把握や予測をすることが可能
  • パワコンの稼働状況や故障していないかも監視することができる

デメリット

  • CTセンサーでの計測方法よりも導入費用が高い

このように遠隔監視装置の方法には2種類の方法がございます。それぞれメリットとデメリットがございますので、ご自身の予算と今後想定できそうなリスクも考慮してどちらの方法をとるか考えてみてもいいかと思います。

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