脱炭素経営に向けた取り組みとは？？

近年、世界的に気候変動による問題が出てきてしまっていることにより、日本では企業も脱炭素に向けた取り組みをおこなっている企業が増えてきました。ですが、なかなか取り組みの内容もイメージしづらい部分も出てくるかと思いますので、今回は脱炭素経営に向けた取り組みとはどのようなものであるのか、ご紹介させていただきます。

脱炭素経営に向けた取り組みの事例

・太陽光発電による自家消費

脱炭素に大きく貢献できるのが、太陽光発電設備の導入ではないかと思います。自家消費型太陽光発電の場合、発電した電気を自社で消費することができますので、二酸化炭素排出の抑制もできますし、電気料金を年間でだいたい10%ほど削減することが可能です。また、蓄電池を併設することで非常用電源としても活用できますのでBCP対策を行うことも可能になります。

・省エネ設備を導入する

空調設備を中心に省エネ化を進めることで脱炭素経営へシフトしているという考え方をすることが可能です。例を挙げれば以下のような事例です。

• 省エネタイプの空調設備の導入
• 照明設備をLED化する
• 社用車を電気自動車にする

このような省エネ化により、二酸化炭素の排出を抑えることができますし、電気料金の負担軽減につなげられるといったメリットがございます。

再エネを活用している電力会社に切り替える

2016年に電力自由化によって多くの企業が電力の小売事業に参入しました。この中には、再生可能エネルギーによる発電を主な電源とした新電力もございますので、再生可能エネルギーを間接的に導入することが可能になります。このような電力会社に切り替えることは脱炭素経営としては比較的簡単な方法なのでこのようなところから始められてみてもいいかと思います。